不妊治療には補助金がある?いくらくらい助成されるの?【体験談あり】

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とにかく不妊治療はお金がかかります!
妊娠に適したホルモン状態にする為や卵子を育てる為のホルモン薬物療法、診察の度に行われる血液検査などなど…
けれど、費用の一部を助成してくれる制度が日本にはあるんです。

今回は不妊治療の助成金について種類や助成額、申請するタイミングを体験を元に説明したいと思います。

ただ、軽自動車やコンパクトカーが買えちゃうほどかかる不妊治療です。
助成金じゃなくて保険適用にしてほしいと今でも強く思っています。

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不妊治療に補助金はある?補助金の種類は?

不妊治療に励む夫婦にとって、経済的な問題が大きく圧し掛かってきますよね。
不妊治療には助成金制度があるのですが、全額負担してくれるわけでもないですし、助成金の申請には条件もあるのでまずはしっかり確認をしておきましょう。

「一般不妊治療助成金」
これは治療が必要かどうかの検査から人工授精までの治療にかかった費用を対象に助成金が補助されます。
ただし、女性が35歳までなら1年に5万円まで、35歳以上なら1年に2万5千円までで、期間は24か月間。

「特定不妊治療助成金」
これは体外受精と顕微授精が対象となっています。
制度が新しく変わったので、どう変わったのか簡単に説明しましょう。

これまでは年齢制限はありませんでしたが、現在では43歳未満までという制限があります。
そして初年度に限り年3回(その後は年に2回)申請する事が出来ましたが、こちらは無制限になりました。

問題は年間の申請回数です!
これまでは通算10回だったんですが、40歳までは6回、43歳までは3回と年齢によって回数が違っています。
申請出来る期間は以前は5年と区切られていましたが、現在では期間は無制限!
ただし夫婦の所得が736万円という条件付き!!

つまり…40歳ぐらいまでしかフルに助成金制度を活用できないというわけです。
妊活に年齢制限を設けるなんて!!と私も怒りを感じましたが、実際には子宮の状態を考えると確かに40歳と43歳以降では妊娠の確率は大きく差があります。
まずは自分の年齢と治療内容によって助成金に違いがあることを把握しておきましょう。

まず妊娠可能かどうかの検査だけで1年終わりそうなら、まずは一般不妊治療助成金で検査費用の一部を助成申請しておきます。
そして、翌年以降の治療内容によって一般か特定のどちらかに助成金申請を行います。

病院や薬局で渡される領収書は絶対に捨てないように、きちんと管理しておきましょう!!

不妊治療の補助金はいくらくらい出るの?

助成金に種類があるのは分かっていただけたかと思いますが、問題は金額です!!

子供が欲しいのは夫婦の都合であっても、やっぱり保険適用外の治療費はあまりに高額ですので、補助金が出るのと出ないのとでは天と地との差!!
しかも指定医療機関での証明が必要なので、治療している病院が厚生労働省指定かどうかを確認しておきましょう。

一般不妊治療助成金の補助金は最初に触れたのでここでは特定不妊治療助成金はつまるところいくらもらえるのか?に触れたいと思います。
だってね、体外受精や顕微授精は1回の治療費がハンパないですもん!!(車買える(*_*))

なんと…上限15万円!!
私の正直な気持ち…少なっ!!え??薬代??それとも血液検査代??
実は採卵を含む治療だと15万円、採卵を含まなければ7.5万円までと決まっているんです!!

ここで実際に私が治療でかかった金額とそれに対する助成金額を発表!!

採卵までで100万円前後かかり15万円の助成金を受け取り、移植後に13万円前後かかったので助成金は7.5万円でした。
トータルで見るとだいたい140万円程費用がかかり、助成金が22.5万円なので120万円程の出費となるのです。
それにしても高いよねー!!

軽自動車やコンパクトカーが買えちゃう(笑)

ただ、採卵までの治療で例えば自然周期での治療方針であれば100万円もかからないので、もうちょっとだけお財布に優しいと思います。

不妊治療の助成金の申請のタイミングは?

では、いつ助成金の申請するのか?
先程触れましたが、採卵日後と移植後です。

申請に必要な書類は「所得証明書」「医療機関の領収書」「不妊治療費助成金申請書」「不妊治療助成申請に関する証明書」「夫婦の住所と夫婦であることを証明出来る書類」つまり住民票の写しなんですが、続き柄が記載されているタイプの物を用意しましょう。

おそらくは病院で採卵日前後で助成金を申請するかどうかを聞かれます。
申請する場合は病院側は証明書を書くので1週間ぐらい待ってから改めて受け取りに行くようになります。

私が通院していた病院では採卵日前に助成金の申請有無を聞かれ、採卵日から1週間後の診察時に証明書が渡されるので数日の内に仕事前に申請に向かいました。
病院側からどの期間中の薬が対象になるのかを教えてくれるので、薬局や病院での領収書の日付を確認して書類を揃えます。
この時、領収書は面倒でもコピーを取っておくと良いですよ!!

申請書は証明された最終日から2か月以内に地域の保健センター窓口へ持って行きます。
保健センターの担当者がその場で確認をして、間違いや不備がないかチェックしてくれます。
時間にしておおよそ10分もないぐらいです。

採卵日の1週間後の診察で証明書を渡された時点で2か月を切っていますので、忘れないうちに直ぐに持って行けるように予め書類を用意したり、領収書を日付順に整理しておくと準備がスムーズです。

さいごに

私が初めて不妊治療を始めた時は、私もバリバリ仕事をしていたので所得制限をわずかに超えてしまったんです。
ほんのちょっとだけ超えただけで、助成金がもらえませんでした。

でも、しっかり働いてしっかり稼がないと不妊治療は続けられません。
あの補助金では次の治療費の極一部分にしかならないし…とても不妊治療を応援しているとは思えませんでした。

年齢制限は誰よりも妻が一番わかっているんです。厚生労働省が統計データを発表しなくても、本人が一番分かっている。
そのうえで、奇跡を信じて治療に励んでいるんです。

だから、助成金じゃなくて保険適用にしてほしいと今でも強く思っています。

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