ふと指を見ると、爪の横にピンと皮が剥けているのを見つけて「さかむけかぁ」と特に何も感じず指でさかむけを千切った事がある人はきっと多いでしょう。
今まさにさかむけが指先にあって煩わしく思っている人も、数日前にできたさかむけの痛みが続いている人も必見!!
さかむけは思いがけず重傷化してしまうので、正しい処置の方法と万が一にも痛みが続いた時は何科に行くのかを
ご紹介しましょう!
あ、東日本の人は「ささくれ」って言うんですよね?私は西日本育ちなので「さかむけ」と書きますねm(__)m
指のさかむけが化膿したときは何科に行けばいい?
さかむけを指で千切ろうとすると余計な力が違う方向にかかる事があり、避けてしまったり出血したり痛みを伴う事もあります。
私もさかむけを無理やり指で千切った事があり、根元から出血し痛みを感じたことがあります。
この後痛みもなく数日で完治すれば問題はないのですが、この時の傷口から菌が浸入してしまうと症状が重たくなります。
こうなると「ささくれ」は名前が変わり一気に傷病名らしく「ヒョウソ」もしくは「急性爪囲炎」「化膿性爪囲炎」と呼ばれるようになります。
何だかちょっとヤバイ感じがしますよねー!
傷口が化膿し膿がたまってくると患部に熱を持ったり、指先が腫れる、痛くて眠れない、関節が強張る、リンパが腫れてくるといった症状も現れます。
膿が爪の下にまで溜まってくると、爪が取れてしまう事態にもなるのでそうなれば最悪の場合手術をする事にもなります。
さかむけの傷口が2~3日経っても回復しない時は、「整形外科」「外科」「皮膚科」を受診するようにしてください。
おススメは「整形外科」ですよ!
化膿してるし、指先だから皮膚科かな?と思いますが、整形外科と外科は傷口のエキスパートなのです!
傷口の状態が酷いと傷口を切開して膿を出す事になりますし、化膿の状態がまだ軽ければ抗生物質を服用して治療するようになります。
勿論、皮膚科を受診しても治療してもらえるので、通院しやすい方で受診してくださいね。
さかむけをすぐに治す方法は?
さかむけが出血もなく痛みもない時は、爪のお手入れでよく使う「キューティクルオイル」を塗っておくなどしっかり保湿をしておくと良いですよ。
もし傷口が出来てしまった場合は、消毒をしてからキズパワーパッドのようなハイドロコロイド素材の絆創膏を使うか、「サカムケア」のような市販薬を塗って傷口に菌が入らないようにします。
ただ、ハイドロコロイド素材の絆創膏はハンドクリームなどを塗ってからだと効果がなくなってしまうので何も塗らずに絆創膏を貼ります。
または、ワセリンや馬油、軟膏を塗ってから普通の絆創膏を貼るようにします。
もしも、痛みが引かなくてちょっと傷口も塞ぐ気配がない時は、薬局や薬剤師のいるドラッグストアにステロイド配合の軟膏を買いに行ってみましょう。
ただ、確実に化膿している場合は直ぐに整形外科、外科、皮膚科を受診して適切な薬を処方してもらう方が治りも早くなりますよ。
指のさかむけの取り方は?
さかむけは衣類の脱ぎ着などで生地に引っかかってさかむけが千切れたりする事もよくありますよね。
私は仕事で衣料品を扱っていたので、商品を畳んでいる時にさかむけが生地に引っかかって、さかむけが避けてしまう事がよくありました。
そうならない為にも、100均やドラッグストア、スーパーの化粧品小物雑貨のコーナー、ホームセンターで売っている処理用のニッパーを用意しておきます。
さかむけの取り方その後は消毒して、保湿もしくは薬を塗り場合によっては絆創膏をするようにしましょう。
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【メール便OK】キューティクルニッパー さかむけ処理にもOK |
さかむけの正しい処置と共に知って欲しいのが予防方法です。
やはり乾燥により皮膚が弱くなってしまうので、まずはしっかり保湿をしましょう。
そして、水仕事が多い職業の人や主婦、爪を噛む癖がある人、甘皮を頻繁にお手入れしている人(マニキュアを頻繁に塗っている人)は爪囲炎になりやすいと言われているので、保湿はしっかりしておきたいですね!
また、まだニッパーで取れるほどではないけれど近いうちにさかむけになりそうな場合は、ひたすら保湿クリームでケアを続けなくてはいけません。
夏が終わり秋が近づくと次第に乾燥しやすい季節がやってきます!
手が乾燥しやすくなっていると、手湿疹の要因にも繋がるので要注意ですよ!!
さいごに
私はここ数年前まではさかむけ(ささくれ)は毛抜きで摘まんで引っ張ってました(笑)
なので、引っ張って千切った時に痛みを感じる事が多くて(涙)
そこで考えたのが、赤ちゃん用の爪切りでさかむけ(ささくれ)を切る!
ですが、これもイマイチなので私も処理用のニッパーを買う事にします。
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【メール便OK】キューティクルニッパー さかむけ処理にもOK |
にしてもたかがさかむけ、されどさかむけですよね。
まさかさかむけから化膿するなんて、想像したことなかったので驚きです!!
昨年まで主婦湿疹に悩まされていたので、保湿だけは気を付けてはいますがさかむけと永遠にお別れ出来ていないので、やはりまだまだしっかり保湿をする事と、ニッパー用意して正しい処置をしようと思います。
さいごにまとめです
ニッパーを消毒液やアルコールで除菌してから、さかむけの根元でカット!
その後は消毒して、保湿もしくは薬を塗り場合によっては絆創膏をするようにしましょう。