家を建てるとなると気になるのが頭金ですよね。
頭金に充てられるほど貯金はないけれど子供が成長するにつれて手狭になる今の住まい。
頭金は最低2割必要とよく聞きますが、まだ土地も買ってないしどんな家にするのかも決まっていないのに
物件の2割っていくらぐらいなのかピンとこないし、何よりも貯金できるのかすら不安!
そんな悩みを抱える奥さん、気持ちはとっても分かります!
ですが悩んでいてもお金は貯まりません!まずは行動あるのみですよ!
頭金の貯め方は沢山あるので、飽きっぽい私でも出来た方法をいくつかご紹介しましょう♪
住宅ローンの頭金の作り方をご紹介!
住宅ローンの頭金はハッキリ言えばゼロ円でも当然家を購入する事はできるんです。
ただ35年で4000万円借りるのか、35年で3500万円、3000万円借りるのかでは全然違ってきますよね。
少しでも借りる金額を下げて負担を軽くするならばやはり頭金があると楽ですよ。
まず頭金を作る前に行わなくてはいけない事があります。
それは収支の見直しです。
家計の見直しと共に、一年間で自分達の貯蓄額を把握しておきます。
銀行員に教えてもらった話ですが、手取り収入の20%が貯金出来ないと今の生活レベルを維持しつつ住宅ローンを支払う事は困難になるそうです!(これは本当の話で、我が家は本当に困難になりました!!)
節約生活をして頭金を貯めるとなると、ギスギスした空気で夫婦喧嘩も多発!
何だか明るい雰囲気はどこへやら…を想像しがちですよね。
節約というのは、無駄な物を買わない!買ったらちゃんと使う(使い切る!)これです。
なので、毎月支払っている家賃以外を再検討して浮いた金額を頭金貯金に回す!
例えば、携帯電話。
スマホが手放せない時代ですが、スマホの機能を全て使いこなせていますか?
無駄に高い通信料を支払っているけれど、使っているのは通話とメール、SNS、カメラだけ♪なんて事になっていませんか。
私はまさにこれでした!
たいして使いこなせないなら、新機種でなくても問題なし!という事で夫婦でキャリアの見直しを始めました。
アイフォンを夫婦で使っていて毎月2万円前後支払っていましたが、キャリアを見直してアイフォンを手放しandroidのひとつ前の機種に変更。
すると夫婦2台で8千円!!(しかも大手家電量販店のポイントが2万円分貰えた!!)
色が選べないという問題があるけれど、どのみちカバーをつけるから色は関係ないんです♪
更に、生命保険の見直し。
無駄に掛けている保険を解約してシンプルに。
だけど年金積立保険だけは解約せず老後に向けて備えています。
この見直しで、旦那は毎月3万円近く支払っていましたが8千円に♪(ガン保険と生活習慣病まで保障する保険の二つ)
私の生命保険も2万円程支払っていましたが、現在は3千円(@_@。
生命保険だけで我が家は4万円弱を新たに貯金に回すことが出来ました!!
と、あって当たり前だと思っている物ほど、見直しが面倒な物ほど見直しが必要なのです!
固定で出ていく支出を見直した上で外食を減らしたり、無駄に外出しないなどの節約が活きてきます。
そして今ある貯金額はない物と考えましょう!
その貯金は家族の物であり家を建てるためのお金ではありません。
まず、旦那さんがサラリーマンであれば財形貯蓄を始めてください。
財形なら給与天引きなので問答無用で引かれていきますし、お金を降ろしたくても降ろせない、止めようと思ったら経理に届けないといけないから面倒です。
なので、財形がおススメ♪
夫婦共働きであれば、奥さんも財形を利用すれば、貯金のスピードはアップしていきますよ!
クレジットを組む時はボーナス払いは可能な限り避けてください。
ボーナスの半分でも貯金に回せることが出来れば短い期間で頭金を貯める事が可能になるんです。
年俸制でボーナスがない場合は、年俸額からおよそだいたいボーナスはこれぐらいかな?という額を割り出して12で割ります。
その額を差し引いた金額が毎月のお給料だと考えて、計算してみると毎月使える金額が減り買い物も考えながら出来ますよ。
頭金はいくら貯めれば家を買えるのか?
頭金はいくらあっても困らないけれど、少なければ少ないほど将来困るものです。
とはいえ、先ほど書きましたが物件の最低2割もしくは3割はあった方が良いと言われています。
例えば、モデルハウスを見て好みの物件が3500万円だったとしましょう。
すると、物件の2割の頭金は700万円となりますよね。
700万円貯まったから、これで大丈夫!と思ったら大間違い!
家を購入する時に色んな諸費用が発生するだけでなく、念願のマイホームへの引越し費用、挨拶回りの品物代、引越し報告のハガキ代、家具の買い足しなど面白い程に諭吉様が手元から離れていきます!
なので、その諸経費用に200万円程貯めておきたいところです。
家族が多ければ多いほどに引っ越し費用は増えていきますので、家計の見直しと共に断捨離も実践しておきましょう!
(状態が良い物はフリマサイトやリサイクルショップで売ってお金に換えておきましょう♪)
ただ、土地も購入するとなると土地代は先に支払わないといけないので土地購入分のお金も考えておかなくてはいけません。
我が家は頑張って貯めた貯金が不妊治療であっという間になくなってしまったので、土地も建物も両方頭金なしでの住宅ローンになりました。(社宅が居住期限があったので、貯金期間があまりなかったのもありますが)
モデルハウスを見て回っていると、だいたい建坪と物件金額の平均が見えてきます。
更に最近では1000万円台で家が建てられるハウスメーカーも増えてきたので、頭金を貯めつつも低予算で満足できる家を建ててくれるハウスメーカーを探す事をしておきましょう。
旦那の無駄遣いをやめさせる方法は?
旦那というのは多趣味やお金のかかる趣味を持っている事が多いですよね。
私の旦那も趣味がギターと車です。
妻の私はこれといった趣味はないのですが、「ついで買い」が好き♪
つまり、夫婦二人で無駄遣いをしてしまっていました(-_-;)
まず、旦那もそうですが妻にも言える事で無駄遣いを止めさせる方法ですが、個人差があるので絶対にこれが効果がある!というものはありません。
ですが、収入は一つにまとめて管理しておくことが重要になります。
隠し金がお互いあれば、ついついお金にルーズになり無駄遣いをしてしまいます。
旦那のお給料を妻が管理するとなると嫌がる旦那も多いと思いますが、家族の目標が明確になっていて共有していれば納得してくれるでしょう。
どうにも納得できない場合は頭金の3分の2を旦那さんに出してもらいましょう!
趣味を止めろと言っても止められないし、ストレスも不満も溜まり夫婦喧嘩の要因にもなってしまいます。
「私はこんなにも節約を頑張っているのに、旦那は好き勝手して協力してくれない!!」
よく聞く(見る)愚痴ですよね。
目標が共有出来ていても、無駄遣いの概念が同じでなければ意味がありません。
旦那さんに無駄遣いをやめさせるには、やはり一番効果があるのは家計の状況を知らせる事です。
男性は数値を出して説明する方が理解しやすいので、「頭金300万円貯めるんだから、無駄遣いしないでよ!」だけ言われても何が無駄遣いなのかが分かりません。
それよりは「300万円貯める為に、毎月お小遣いは○万円でその中でやりくりしてね」の方が効果があります。
ただ、どんな物でも買う前に「これを買ったらどれだけの満足するのか?トクするのか?」といったコストパフォーマンス(付加価値)を考えましょう。
大人ですから欲しい物を欲しい時に買っても問題はないのですが、欲しくて買った物なのに封も開けずに部屋の片隅に置いてありませんか?
これでは「買いたい」という行為だけが目的であり、物はさほど欲しい物ではなかったと言えますよね。
買ったからにはしっかり堪能すべし!!これです!
そして夫婦揃って「お小遣い制」にしましょう!
私は専業主婦なのでお小遣いはいらないと思っていましたが、自分の物は生活費ではなくお小遣いから出す方が節約になると聞いてお小遣い制に変えました。
すると、不思議な事に夫婦揃ってお金を使う回数が激減!
お酒やタバコを吸う旦那の場合、お小遣いの中からタバコ代とお酒代を出してもらいます。
我が家では自分一人で使う物(飲食するもの)はお小遣いで買うのがルールです。
お酒もたばこも値上がりしてますし、健康の為にも禁酒(断酒)禁煙を始めるいい機会かもしれませんね。
同僚や後輩、先輩、上司と誘いを断れない事もあるでしょうが、せめて自分から誘わないようになってくれれば良いですね。
さいごに
頭金が貯まるまではうっかり契約をしないようにするか、金利が低く消費税増税前にローンを長く組んでしまうかは自分達の今後の生活設計表を作って確認してみると良いですよ。
この生活設計表ですが、私は数年前に購入した雑誌に載っていたやり方なんです。
子供がいつ小学校に入学するのか?中学生になるのはいつか?など子供の教育資金の流れも見えてくるので、とても役に立ちます。
私は家を建てた今でも1年間単位で生活設計表で翌年のお金の流れを確認しています。
例えば、いつ旦那の定期券の更新があるのか?子供の入学は何月で入学金の支払いが何月なのか?固定資産税はいつまでに支払うのか?
車の税金は何月なのか?などなど。
これをしておけば、一年を通してどれだけのお金が動くのかが分かりますし、自分達がどれぐらい無駄にお金を使っているのかが見えてきます。(そしてため息が出てしまうんですよね…)
それと、支出はメリハリが大事!
何でもかんでも節約!と締め付けるのではなく、使う時は使い締める時は締める!メリハリをつけて楽しい貯金生活を送ってくださいね!