住宅展示場に行く意味とメリットとデメリットは?ゆっくり見たいときにはどうする?

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家を購入したいねーとざっくり話はしていたので、今まで行ったことがなかった住宅展示場に行ってみました。
4か所の住宅展示場を周って、気持ちの良い思いと気分悪い思いと色々体験しました。

そんな体験と実際にハウスメーカーの営業に聞いた話を元に住宅展示場についてちょっとお話ししようと思います。

家を購入しようと思ったら書店で住宅雑誌を購入したり、テレビで住宅展示場のCMがやたら目に付き週末見に行ってみようかなと話が進むものですよね。
「行くと必ず特産のじゃがいもが貰えるから」これが私達夫婦が住宅展示場に行った理由です。(笑)
つづく…

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住宅展示場に行く意味は?

何故住宅展示場に行くのだと思いますか?
私達夫婦は昭和に建てられた築50年程の社宅に当時住んでいたので「今はどんな感じの家が流行っているのか?」という疑問が一番最初に浮かびました。
それで、地元の住宅展示場で週末イベントが開催されると知り旦那と休みを合わせて行きました。

技術と言うのは日々進歩しています。例えばシステムキッチンなら以前は手でレバーを動かして水を出したり止めたりしていたけれど、
現在ではセンサーで水が出るんですよ!(トイレで手を出せば水が出るタイプ!)

エアコンを壁や柱の中に収納出来たり、玄関開けてキッチンまでリビングを通らず買い物を持って行けたりと進歩した「家づくり」を実際見るだけでも行く価値があります。
様々な進化&進歩にもう楽しくなってあちこち触ってしまいます!

これで良いのです!
触らないと分からないんです!システムキッチンの高さが自分の身長と合っているのか?家事動線が自分と合っているのか?そんな細かい事は後で良いんです。
設備や間取りなどざっくりと全体を見る「お宅訪問」感覚で大丈夫なので、まずは家づくりをする上での「物差し」の基本を作っていく為にも住宅展示場は見に行く価値があります。

例えば、「A社は高いと有名だから自分達には無理だから見ない方が良いか」又は「和風の家より洋風が好きだから、和風の家が得意のB社は見なくても良い」これは勿体ない考えです!

高級な家は年収によっては夢の話になりますが、モデルハウスを見ておいて損はありません。
我が家も憧れで終わると分かっているハウスメーカーだからこそ、この機会にモデルハウスを見学してみようと思ったんです。
家を建てた後だと余計に見る機会はないでしょうし、後悔しそうだったので(笑)
面白い事に、最初は北欧風の家に憧れていたのにモデルハウスを何軒も見学していく内に北欧風からモダン風に好みが変わっていき、北欧風の欠片もない家が完成しました(笑)

何よりも住宅展示場に行くと購入後の生活を具体的に想像しやすくなるので、実際にキッチンの棚を開けてみたりリビングのソファに座った時の視界などしっかり見ておくと良いですよ。

それと、住宅展示場は1か所以上見に行ってみましょう。
何故なら、Aという住宅展示場にはなかったハウスメーカーがBという住宅展示場にはあるんです。
家の近くだからとそこにある住宅展示場だけで判断するのは勿体ないんです!

住宅展示場を見るメリットとデメリットは?

住宅展示場を見るメリットは先ほども書きましたが、これから家を建てる上での「物差し」作りになります。

そして、ハウスメーカー同士の比較がしやすいので好みの家の雰囲気が似ているモデルハウスを見てどちらがより好みか選ぶ事も簡単!
また住宅展示場にあるモデルハウスというのはハッキリ言って「オプションの塊!」
モデルハウスを見るとあまりの華やかさに夢が膨らみ、こんな家を建てたらヨレヨレした服はもう二度と着ない!朝から化粧して常に綺麗にしていよう♪
なんて意識改革が起こる程!

ということで、まずは住宅展示場を見るメリットから挙げていきましょう♪

  • モデルハウスを見た分だけ家づくりの物差しの眼が肥える
  • 自分達の生活の具体的なイメージを固める事ができる(できれば家の家具のサイズを採寸しておくともっとイメージしやすくなります)
  • ハウスメーカー同士の比較を遠慮なくすることができる!(ダメ出しは家の中でしましょう)
  • 家が建ってしまうと分からない床下や壁の中などの骨組みを知る事が出来る!(断熱材の違いを触って体感する事が出来たり、自分で断熱材を壁に吹き付ける体験が出来るメーカーもあります)
続いて住宅展示場を見るデメリットです。

  • ハッキリ言ってモデルハウスはオプションの塊!予算が限られているので全て取り入れるのは無理!華やかなモデルハウスは要注意です!
  • 今すぐ買う訳ではないからと流し見になりがちですが、これはダメ。ちゃんと座ったり触ったりしないと「思ったのと違った」と残念な思いをすることに。
  • モデルハウスにばかり気を取られ、営業マンとの相性を見落としてしまう。(話している相手があなたの担当者になる可能性大!)
  • 来場アンケートは入って直ぐに頼まれますが、書いちゃダメ!見学したけれどちょっと違うと感じたハウスメーカーから営業され続ける事があるので見学後に渡すようにしましょうね。(もちろん断っても大丈夫!書かないなら帰れ!とは言われません♪)

個人的な見解ですが、メリットもデメリットも営業の掌で踊らされるような状態にならないよう冷静でいるよう心がけましょう。

私は住宅展示場でPanasonicのモデルハウスを見学した時、壁にエアコンが入っているリビングに釘付け!
家全体では好みではないものの、エアコンが壁の中に入っている事の凄さと、家の設備の80%がPanasonic製!(当たり前)
何だか近未来的♪と心躍ってしまい、間取りやら断熱材やら耐震性など肝心な部分の見学を忘れてしまいました(-_-;)
再度モデルハウスを訪れた時に、営業の話し方がどうにも引っかかったのでPanasonicは候補から外れました…
(後日、予算的にも無理だと分かりました)

モデルハウスにはその家の価格が出ているので、内装がオプションだらけだっとしても間取りが好みであれば後は工夫は可能となりますので
どれぐらいの価格が自分達の希望に近づけられるのか見ておきましょう!
そして、スマホでもデジカメでも良いので実際に触ったり座ったりしている姿を写真に撮っておきます。
例えば妻がキッチンにいる姿を写真に撮っておくとシステムキッチンの高さの確認ができたり、リビングからキッチンに立っている姿がどう映るのかも分かります。
「見る」「触る」「撮る」これは重要ですよー!

住宅展示場をゆっくり見たいけど営業されるの?

ゆっくり自分達のペースで見たいから営業が説明しながら付き纏うのってイヤだという人多いですよね。
私もそうです!

気になったらこっちから声かけるからほっといて欲しいと思っていました。
特にまだざっくりと家が欲しいと思っている段階だと、あれこれ説明されてもねーと鬱陶しくもなり、親切な営業マンがしつこい営業マンという印象になっちゃいます。

なので、まず声をかけられたら「今すぐ予定はないんですが、見学させてくださいね」と言っておけばごゆっくりご覧くださいと引き下がってくれる営業が多いです。

それでも営業しようとしてきたら、「この後約束が(予定)あるので…」と時間に限りがある事を伝えます。

また、先ほども書きましたがモデルハウスに入ると最初に「来場アンケート」を渡されて、氏名・住所・名前・年齢・住宅購入予定時期(何年後ぐらい)などを書くようお願いされます。

当たり前ですが、このアンケートを元に翌日以降営業アプローチされます。
最初にアンケートを渡されても直ぐには書かないようにしてください。
ハウスメーカーをそこに決めている状態ならば勿論書いても良いのですが、トータル的にちょっと違うと感じるとそのハウスメーカーは候補から外れます。
候補から外れたハウスメーカーからの営業程面倒なことはありません!

そして営業マンとの相性も大事なんです!なんといっても長ーい付き合いになりますからね!
モデルハウス内で声をかけてきた営業一人だけで判断するのは勿体ない。
他のお客さんと話している営業を見て、感じが良さそうだったり説明が分かりやすい人がいれば名前を憶えておきます。

そしてその日のうちでも良いですし、後日でも良いのでその営業の説明を聞いてみましょう。
もしかしたら、とっても相性が良いかもしれませんよ!
家の購入の契約をする時は、最後に話をした営業が貴方の担当者になるのでしっかり営業もチェックしておきましょうね♪

さいごに

家を買うぞ!と思っても土地探しや間取りなどやらないといけない事、決めないといけない事が山積みです!
我が家は1年半かかりましたー。
営業には色んな土地を探してもらいましたし、建築士には何度も間取りを変えてもらいました(-_-;)

何故なら、理想ばかりが詰まった希望リストを建築士(設計士)に渡していたから(笑)
ウッドデッキは広々していて、2部屋繋がりの広ーいベランダ、玄関周りには枕木を使って、郵便ポストは玄関ドアに受け口があり玄関ドアを開けずとも郵便物が受け取れるタイプ、アイランドキッチン、屋根裏収納にパントリーと30坪の建坪にどれだけの設備を押し込もうとしていたのか…

それらがどれ程無謀なのか丁寧に説明してもらい、優先順位をまずは相談して決めてくださいと言われました。
さぞ呆れた事でしょう(^^ゞ

そうです!我が家は住宅展示場で夢のようなオプションにばかり目が行ってしまい、肝心な家財道具がバランスよく収まる間取りというのを考えていなかったのです!
そして、10年後を想像する力が足りず目先ばかり考えていたことが一番の反省点と言えます。

家が建ってしまうと引き返せませんし、リフォームするにも大金が必要となります。
沢山モデルハウスを見て、じっくり考えて理想の我が家を手に入れてくださいね♪

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