家族が増えるなどの環境の変化がある時に欲しくなるのがマイホームですよね。
モデルハウスを見に行くと夢が広がって、理想のマイホームの理想像が作られていくのですが
家を持つのは何も新築だけとは限りません!
最近ではリホームやリノベーションされた中古住宅もなかなかに人気です。
人生で一度あるかないかの大きな買い物でもある「家」は、気を付けたいことが沢山!
私の体験談も一緒にご紹介しましょう。
家購入のあるある体験談
例えば最近人気のステップフロア(スキップフロア)住宅ですが、家族のライフスタイルをよくよく考えておきましょう。
これは私の友達の体験です。
素敵なステップフロアの建売住宅を購入したのですが旦那さんが2交代制の仕事、そして元気いっぱいの男の子2人そして専業主婦の友達の4人家族。
夢いっぱいで引っ越しして間もなくの事です。
ステップフロアなので日中1階で遊ぶ子供達の声が2階で夜勤に備えて眠る旦那さんの睡眠を妨害!
旦那さんが夜勤の時は日中は家の中で遊べない状態に…
また、別の例では子育て世代に人気の「土間」スペースのある玄関は、ベビーカーや自転車をそのまま土間に持ち込めるという便利さ。
そう思って土間付きの家を購入した友達は、土がついたまま持ち込めるという土間の便利さの反面、収納スペースの確保が難しく乱雑とした
印象になりがちになってしまい、最終的には車のタイヤや自転車は家の外に倉庫を購入してそこへ移動。
土間にはスチールラックを購入して消耗品ストック置き場になり、モデルハウスで見たようなオシャレな空間はどこへやら…
そして我が家の体験談!
広く大きな窓と高い天井に憧れていた旦那の希望と梁が見える天井が私の希望を叶えた我が家のリビングですが、窓が大きすぎてカーテン代が高い!
そして壁が少なくなって家具が置けない!
高い天井に付きもののシーリングファンは掃除が大変!
また洗面所にバスタオルの収納スペースをしっかり考えなかったので収納不足に。
少しでも経費削減をしようと思い、庭は自力で頑張る事にしたけれどよくよく考えれば庭造りに興味もなければ知識もない!
そんなこんなで手つかずな状態が数年続き、自慢の庭は全く作れていない状態です。
ハッキリ言って、庭造りに興味も知識もない場合はランニングコストを考えてプロに任せておいた方が経費削減になる事を痛感しました。
家を購入するとき気をつけること
そろそろ家が欲しいと思ったら先ずは、10年先の自分たち家族のライフスタイルを家族で話し合う事です。
家族が増えるかもしれない、子供が成長して高校生や大学生になった時の通学は難しくないか?
そして家族の希望をリストアップしておくことも必要なんです。
勿論各社のモデルハウスを沢山見る事も参考になります。
ただ、モデルハウスを見る時に冷静になりましょう!
家を建てたいという気持ちが強くなってくると冷静な判断ができなくなってしまいます。
例えばモデルハウスには必要最低限以下の家具が配置されていて、とても広々していて解放感があります。
ですが、実際に自分達の家具を配置しても解放感が確保されるのか?
配置に問題は出てこないのか?を確認するためにも、自分の家にある家具の寸法を全てリストアップしメジャー持参でモデルハウスを見るのがおすすめです!
そして、叶えたい希望の優先順位を明確にしておきましょう。
壁紙やドアなどの小さな希望はある程度は叶えられるのですが、間取りに影響が出る希望は家族でしっかり話し合っておきましょう。
各ハウスメーカーの中で、自分達家族にしっくりくるパターンの家を見つける事も大事。
私は北欧の住宅に憧れていて、それに合うような家を建てたかったのですが実際に選ぶ瓦やタイルはどちらかと言えばモダン系。
つまり、憧れと好みは違うのです。
最近では工務店でも素敵な家を建ててくれますし、割と低予算で頑張ってくれるところもあるのでハウスメーカーに限らず幅広く資料請求をしてみてはいかがでしょうか。
家を購入するときすることは?
これは一番に伝えておきたい事です。
家を建てる前に(土地を購入する前)にハザードマップの確認をしておきましょう!
そして近隣住宅が古い家が多いのか?新しい住宅が多いのか?近くに山や川、海が近いのか?などなど。
最近は異常気象により、今まで川が氾濫したことがない地域で川が氾濫し、何十年と土砂災害がなかった地域が土砂崩れの被害に遭うなど
何が起こるか分かりません。
なので、ハザードマップを参考に土地選びをする事がとっても重要になります。
土地の目星を付けたなら、朝・昼・夕方・夜そして春・夏・冬の状況を見ましょう。
雪は降らないけれど、路面が凍りやすかったり、通学路が近い(子供達の声)遠い(子供の通学)、周辺の主要道路へのアクセスの良し悪しなどチェックしておかなくてはいけないことが山積みです。
そして、契約のハンコを押す前に両家の両親に報告や相談をする事も忘れないようにしましょう。
これね、自分の家を持つんだから文句はないだろうと思いがちですが、親の介護という問題も近い将来浮上してきますし、遺産相続の問題もあります。
もしかしたら、眠ったまま使っていない土地や家があるかもしれませんしね!
ハザードマップの調べ方
「住まいの地位名+ハザードマップ」でネット検索してみてください。
大概はその自治体のホームページに掲載されているかと思います。
色分けして、どんな災害の可能性があるのか分かりやすく記されていることかと思います。
さいごに
家を建てるタイミングというのは本当にある日突然やってきます。
我が家もそうでした!旦那からハウジングフェアに行ってみない?と誘われて近くのハウジングフェアに行くと来場記念品を各ハウスメーカーから貰い、沢山のカタログを貰いました。
すると、あっという間に「家を建てたい」という気持ちが夫婦揃って膨らんでしまい、そこからはお互いの休みが合う日には色んな所のハウジングフェアやモデルハウスを見るようになってました。
そして理想が膨らんでしまい、数年後以降の生活で本当に必要な間取りを考える事が出来ませんでした。
家を建てて後悔は時々しています。
勿論素敵な我が家ですが、夫婦の年齢を考えると中古住宅でも良かったのかもしれないと思います。
なので、新築と一緒に中古物件も選択肢に入れてみてください。
それと、ハウスメーカー(工務店)の営業マンと設計士との相性は大事です!
意思疎通が難しかったり、説明が分かり難い場合は思い切って担当を変えてもらったり他社に変える事も考えた方が良さそうです。
何と言っても一生の買い物ですからね!後悔は少ない方が良いですよね。