家庭菜園で蜘蛛の巣や赤い虫がいっぱい!!駆除はどうやるの?

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豊作を期待して春に植えた野菜の苗も夏を迎えるころには収穫時期に入っていて日々新鮮な野菜を堪能していると思います。

ですが、朝夕水やりをする時や野菜を収穫する時に蜘蛛の巣が気になりませんか?
また、野菜の葉が白い針状になっていませんか??
そんな状態の時は虫眼鏡を持って思い切って野菜の葉の裏側を見てみましょう!
きっと、小さい赤い虫がいるはずです(+_+)

蜘蛛が巣を取り除いても直ぐに巣を作ってしまう理由とそして赤い虫の正体と退治の仕方をご紹介します!

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家庭菜園で蜘蛛の巣で困っているときは取って良いの?

蜘蛛が益虫だという事は分かってはいても、虫が苦手(嫌い)な人にとっては蜘蛛の存在が既に害虫に値します。
私の場合は足が2本以上は基本無理なので、蜘蛛が益虫であっても自分の視界に入ってほしくはない程です。
ですが、家庭菜園をしていると複数の蜘蛛の巣を見つけることがあります。

それは蜘蛛の餌となる虫が多くいる証拠なのです。
蜘蛛の巣を取り除いても恐らく翌日には新しい巣を作っているので、経験上ですがイタチゴッコになる事が多いんです。
そこでおススメな方法を見つけました!

まず、家庭菜園の周りにある雑草を取り除きます。
雑草があると、どうしても虫が寄り付きやすくなるんですよね。
そして、その状態を維持していれば蜘蛛が餌が多い場所へとお引越ししてくれるのでそれを待つ。

野菜を育てているタイミングでは使用出来ませんが、家庭菜園を始める時にあらかじめ殺虫剤を使うと3か月は巣作りの予防を
することが出来るので、今まさに巣を作ろうとしている蜘蛛や殺虫剤をした後に来た蜘蛛にも効果があります。
家庭菜園そばのフェンスやラティスに巣を作っているなら、殺虫剤を直接スプレーして蜘蛛を速攻退治するという方法もありますが
益虫だから逃がしてあげた方が良いそうです。(私は無理なのでおそらく退治しちゃう)

蜘蛛の巣に気づかず顔や腕などにくっついてしまう事ありますよね。
この蜘蛛の巣が間違って目に入ってしまうと炎症を起こすので、蜘蛛を退治したら蜘蛛の巣は早めに取り除いておきましょう。

ちょっと脱線!
蜘蛛って自分の作った巣を噛みきりながら丸めて集めたら自分で食べちゃうですって(@_@。
そして食べた巣は次に作る巣の材料にするらしく、リサイクルでとってもエコな生活をしているからビックリです!!

家庭菜園で出る赤い虫はクモ?

家庭菜園の手入れをしていると葉や茎のあたりでとっても小さい赤い点々を見ませんか?

よくよく見ると動いている!!そうです…
赤い虫の正体は「ハダニ」といって蜘蛛の仲間なんです。
蜘蛛の仲間ですが蜘蛛と違って「吸汁性害虫」といって葉や花に穴をあけて栄養を吸い取ってしまう害虫です。

ハダニの被害に遭った植物の葉は葉緑素が抜けてしまうので、白い針状の斑点が出てくるのが特徴。
しかも厄介なのは、周辺の野菜にもハダニは寄生するのでハダニに気づかないでいると被害がどんどん拡大しちゃうんです。

ハダニは高温乾燥の環境を好むので、まさに梅雨明け~夏の今が繁殖力MAX状態!
発達した生体というのでしょうか?ハダニは雌だけで卵を産むことが出来、交尾なしで産んだ卵は全てオス。
卵は成虫になるまでわずか10日。
成虫といっても0.1mmという小さいサイズなので卵は見つけられるかどうか怪しいもんです。

そして、ハダニのメスはオスと交尾をして卵を産むとその卵は全てメス。
そして、そこで生まれたメスが更に卵を産みオスを大量に増やし、生まれたオスと交尾をしての繰り返しで
増殖の一途です。
野菜の葉っぱの色が悪いと感じたら、ハダニの被害も疑ってみた方が良いかもしれません。

小さい赤い虫の駆除はどうやるの?

ハダニの駆除として、とっても分かりやすくて簡単なのはガムテープを用意して葉の裏にガムテープを貼って剥がしてハダニを
取り除くという原始的なやり方。
ただ、これは虫が苦手な人にはおススメしませんし何よりも虫嫌いな私は即効性があるとはいえやりたくない方法でもあります。

そんな時は、住友化学園芸の「ベニカマイルドスプレー」もしくは「殺虫、殺ダニ剤 粘着くん液剤」が効果的!
薬害が少ないタイプで、液剤で膜を貼る為ハダニが呼吸困難になり、死んでしまいます。
ただ、粘着くんは希釈タイプで普通の広さの家庭菜園では使用期間中に使いきれない量なので家庭菜園の敷地が広い場合には粘着くんを、
庭の一角で楽しんでいる家庭菜園であれば、ベニカマイルドスプレーがおススメです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

粘着くん液剤 1L
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そして、一番なのは野菜や花を植える時に程よい間隔で植えるようにします。
マルチシートをしている場合は、6月頃にはシートを外して敷き藁にチェンジさせると高温乾燥の状態を避けられハダニが発生する事を防ぎます。

我が家が今年の5月に植えたきゅうりは、まさに密着状態でした。
そのせいで、3株育てていたきゅうりは見事にハダニの被害に遭い枯れはしませんでしたが葉や茎の色が悪くなり実ったキュウリも小さめでした。
元気に復活してくれれば良いのですが、少々雲行きが怪しい状態です。
来年の夏野菜はスペースを考えて植えようと思います。

住友化学園芸の公式サイトでは園芸についての様々な知識が掲載されていて病害虫の予防や対策なども紹介されているので、参考にしてみてください。

さいごに

家庭菜園は新鮮な野菜を楽しめるのと、育てた実が収穫できる事に喜びを感じられますよね。
ですが、そんな美味しい思いと常に背中合わせなのが「虫」の存在。
雑草を抜いていても、虫の存在や気配を感じます。
キュウリやトマトなどを収穫しようとすると、蜘蛛の巣があったり毛虫が葉の裏側にいたり、時には蛇がいたり\(◎o◎)/!

近くのホームセンターで5月ぐらいになると、家庭菜園の講習会が無料で開かれている事を最近知ったので、秋野菜を植える時期には次こそは講習会に参加して正しい園芸の知識を身に着けようと思っています。

せっかく育てるんですもんね、害虫に負けないで美味しい野菜を育てたいですね!

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