夏が終わり秋がくるとやってくるのは、そうカメムシの侵入!
なんだろう、カメムシって割と神出鬼没というかどうやって入ってきたんだろう??と思うぐらいに網戸をしていても何故か家の中の天井に張り付いていたり、カーテンの裏(何故かいつも裏にいる)に張り付いてますよね。
毎年カメムシに悩まされている我が家ですが、新たな駆除の方法を知ったので今年の秋はいつもと違う秋にしてみせます♪
同じ悩みをもつあなたに、駆除の仕方をご紹介しますね!
(一緒に戦おうではありませんか!)
カメムシはどこから入ってくるの?
秋口に洗濯物を畳んでいると、指先にちょっと硬い物が当たってあれ??と思って見てみるとカメムシが「見つかっちゃった??」て感じで張り付いてて声にならない悲鳴もしくはフリーズ状態になりませんか?
そうです、カメムシって洗濯物に引っ付いてそのまま家の中に入ってきたり(というより私たちが招き入れた感じ?)、窓のサッシや床下、換気扇、エアコン、天井裏など侵入経路を特定するのがとっても難しく、もう神出鬼没状態です。
また越冬するために温かい場所を求めて、家の灯りや日に当たってポカポカになった外壁、洗濯物に引かれて寄ってくるので、「家に侵入してやるぜ!」といった感じよりは「温かかったからつい・・・」といった感じのようです。
なんといっても驚くのが、カメムシって割と大きいのに2mm程度の隙間があれば頑張って入ってくるんです。
そこまで頑張って家の中に入ってくる勇気と根性は称えたい所ですが、臭いから見つけたら速攻サヨナラしたい!
臭いと言えば、カメムシのあの悪臭は危険を感じると仲間に「ここは危ない!俺も危ない!」と伝えると同時に敵(私達)を追い払うものなので、カメムシを刺激しなければ悪臭は放たれないというわけです。
カメムシって農作物を食べるんですが、ストローみたいな口で植物を刺して栄養を吸い取るんですよね。
私はカメムシって家に入ってくるからゴキブリみたいに雑食なのかと思ってました(^^ゞ
極々稀に植物と間違って人を刺しちゃう事があるそうなんですが、強い毒性はないので消毒しておけば問題ないそうですよ。
カメムシに刺されたらビックリしたのと痛いのと、信じられないのと色んな感情で頭の中ぐちゃぐちゃになりそうですよね…
カメムシは家の中でどこにいるの?
越冬場所を求めるなら、確かに家の中が確実に越冬できますよね。
冬は暖房がつくし、雨風に当たらなくてもすみますからね。
では家の中に入ってきたカメムシは巣を作ったりしないんです。
物陰に隠れてそーっと越冬する感じですね。
なので、我が家では秋になると日当たりのいいリビングの窓のサッシの隅っこにいるのをよく見かけます。
陽があまり差し込まない部屋でカメムシを見たことがないので、やっぱりポカポカする場所が良いのかもしれませんね。
植木鉢の底、窓のサッシ、部屋の電気シェードの中は特に要注意です!
何故なら、カメムシは4~5月に繁殖期を迎えて5月下旬~8月は産卵期なんですよね。
温かい場所だとカメムシが春だと勘違いして活動しちゃうんです。
ただ、カメムシは1~2週間で孵化し成虫になるまでに数回脱皮し、成虫になると1年程で死んでしまいます。(産卵が終わるとメスは死ぬんだそうです)
なので秋に見るカメムシは夏に生まれた子供で、冬を無事に乗り越えると子孫を作り寿命を全うするんです。
夏までの命だと思うと、そっとしておこうかなと思わなくもないけれど、臭いから出来れば大自然の中で越冬して欲しいですね。
カメムシの駆除の仕方は?
実は、数年前まで私がしていた間違った駆除の仕方を言います。
掃除機で吸う!
だって、天井に張り付いているカメムシを駆除するには掃除機が一番届くし、確実なんですもん…
そして吸い取った後は殺虫剤をノズルから噴射してました。
すると、程なくして排気と共にくさーい臭いが部屋に充満し、空気清浄機がフル稼働するという始末(-_-;)
そうです、最初に書きましたがカメムシの悪臭は危険を感じた時に放出されるので掃除機で吸い取ればそりゃカメムシは助けてー!!!と悪臭を力いっぱい放ってしまいますよね…
そこで反省した私がしたことは、粘着力が強めのガムテープ(私は布テープを使ってました)を両端3cm程を内側に折り込んでからそっとカメムシにくっつけて動きを封じます。
その後床や壁から剥がして、ガムテープを内合わせにしてゴミ箱にポイ!
紙のガムテープを使うと、カメムシの形状がリアルに分かるのと、粘着力がちょっと弱いのでカメムシが本気になれば逃げちゃう!
(100均のガムテープは止めた方が良いです)
あと、11月が近づくとカメムシの量も増えてくるのでガムテープだと勿体ないかなと思っていたら画期的な方法を見つけました!
大きめのペットボトルを2/3の所でカットし注ぎ口を反対にしてセットします。
ペットボトルをチリトリのようにセットし、小さいホウキやハガキなどでカメムシを捕獲!
捕獲後は逃げないようにキャップを中に入れれば注ぎ口を塞ぐことが出来るので簡単で、しかも天井部分に張り付いたカメムシに対しても有効で、カメムシをペットボトルで覆ったらスライドさせればカメムシは中にポトっと落ちてくれるので飛んで逃げる心配はなし!
ただ、この方法は使用済みのペットボトルをどう捨てるのか?カメムシが入った状態のままゴミの日に出す?それまで入れっぱなし?という
疑問が未だに解決しないので、取りあえず簡単そうだけど我が家ではこの方法はちょっと保留。
そこで私がご近所さんに教えてもらったおススメの方法!
「カメムシキンチョール」という殺虫剤があるんですが、これを使うか「瞬間凍結スプレー」を使うと良いそうです。
カメムシに特化した殺虫剤なので、効果抜群だそうです。
聞いたことないし見たことないと言うとホームセンター(車で20分)の所では売っていないから近所のドラッグストアに行ってみなさいとのこと。
言われた通り翌日近所のドラッグストアに行くと、「カメムシキンチョール」が沢山陳列されているではありませんか!
地元に根付いた品揃えなんだと感心しちゃいましたよ。
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金鳥 カメムシキンチョール 300mL |
ミントや唐辛子の香りも効果があるんですが、ミントに至っては臭いがハッキリわかるぐらい群生していないと意味がなく、スプレーを作っても同様で濡れているぐらいの量を振りかけておかないと効果がないんだそうです。
なので、今からでは越冬時期の駆除に間に合いません。
(来年様にミントを育て始めるならおススメです)
それならば、バルサンを焚いたり外壁に殺虫剤を撒いておいて予防する方が効果は確実です。
さいごに
何故、カメムシを駆除した後部屋の中が臭いのかが分かったもののカメムシを逃がしてあげられるほど私は虫に対して寛容にはなれず…
容赦なく駆除するんですが「瞬間凍結スプレー」はゴキブリ退治で使ってみたんです。
見事にゴキブリに当たらなかったので私には向いていないと思っていたんですが、近所に住むおばあちゃんが「これなら私でも仕留められる」と言うので、今年の秋はおばあちゃん達を信じて凍結スプレーとカメムシキンチョールを使ってみようと思っています!
あと、外壁にスプレーは絶対やってみたい!ベランダ側など毎年カメムシが浸入してくる壁にスプレーしたら効果ありそうで秋がちょっと楽しみです!
皆さんもカメムシの駆除頑張ってくださいね!