人は眠っている間にコップ1杯分の汗をかくと言われていますよね。
ですが、これまでとは違う量の寝汗をかくようになっていたら不安になりますよね。
40代女性なら頭の片隅によぎるあの言葉、そうです「更年期障害」の可能性が高くなります。
決して暑いわけじゃないのにびっしょりと大量にかく寝汗について、まとめてみたのでご紹介します。
40代女性の寝汗の原因と対策は?
暑くもないのに突然滝のような汗が出てくる「ホットフラッシュ」は、時間や場所関係なく現れる症状です。
ホットフラッシュが原因で外出を控える女性も多く、多量の汗は衣類が体に纏わりつくので不快に感じますよね。
このホットフラッシュと多量の寝汗は自律神経の不調が原因で、自律神経が血流のコントロールが上手に出来なくなり血流が早くなったり遅くなったりします。
更年期障害は女性ホルモンの減少を身体が異常と判断し、どうにか正常に戻そうと抵抗している期間がいわゆる「更年期」。
そして、抵抗を諦めて女性ホルモンがない状態を身体が受け入れた時に更年期障害は終焉を迎えます。
なので、甲状腺など思い当たる病気がない場合は「自分は今更年期を迎えているんだ」と納得することがまずは大事です。
そんな年齢なのかぁとちょっとガッカリしちゃいますが、更年期は思春期と同じで気づけば終わってしまうものです。
寝汗がびっしょりの原因は?
寝汗をかく原因として考えられるのは「カリウム不足」、そして「女性ホルモンの乱れ」「ストレスと緊張」いわゆる自律神経が乱れていて
交感神経と副交感神経の切り替えが出来ていない状態。
カリウム不足は普段の食事で野菜が不足していたり、外食や惣菜が多い又はコーヒー(カフェイン)やアルコールが大好きで毎日飲んでいると体内の余分な熱を汗と共に発散させる力が足りなくなってきます。
|
リアルサプリ カリウム 約30日分 240粒[ケンコーコム サプリ カリウム]【… |
女性ホルモンは女性なら誰でも平等に年齢と共に減少しいづれはなくなってしまいます。
ですが、減少による影響が日常生活に支障が出ると辛さも倍増しますので、我慢せずに婦人科でホルモン治療を受けましょう。
すると、ホルモンの減少の速さを緩やかにすることが出来るんです。
更年期障害は病気ではないと言われていますが、辛いのは自分であって周りではありません。
誰でもなく自分が快適に生活するために医学の力を借りても楽になりましょう♪
ストレスや緊張は「今夜もたくさん汗をかいたら嫌だな」「私だけ汗をかいて恥ずかしい」といった気持ちで普段なら寝る前は副交感神経が優位になりリラックスするはずが、交感神経が優位のままになり緊張したまま睡眠してしまいます。
すると、身体は寝ている間もずっと緊張するので汗を必要以上にかいてしまうのです。
分かりやすく言えば、歯医者にある処置台に座っている時は何ともないけれど台が倒され照明がつくとドキドキ!
処置が終わった時には背中に結構な汗をかいている(@_@。そんな感じが寝ている間に起こっているのです!
寝汗の対策で寝具で出来ることは?
寝汗は元々誰しもかいているものなので、寝汗そのものは気にする必要はありません。
そこでちょっと寝具に工夫をしてみましょう。
例えば、汗取りマットを敷いてみたり寝具や寝間着を天然繊維(綿や麻素材)に変えて肌触りをさらっとさせる。
または、マットを速乾素材や接触冷感に変えてみるのもおススメです。
あと、おススメなのがタオル地の枕カバー!
洗濯しやすいし、汗じみ(旦那と子供はヨダレ)が分かりにくいのでおススメです!
通常の枕カバーは洗えば洗う程に色あせていきますが、タオル地なら色あせはほとんど感じません!
むしろ余っているタオルで手作りするのもアリです♪
同時に生活習慣も見直していきましょう。
寝る前に神経が興奮するような物を避ける。
そう、寝る直前までついつい見てしまうテレビ、止められないお風呂上りのお酒、つい飲んでしまうカフェインは寝ている間に神経を高ぶらせてしまうので控えましょう。
そして、定期的に運動をしたりマッサージをしてリンパの流れを良くしたり、ぬるめのお湯にゆっくり入浴するのも効果があります。
夏場はついついシャワーで済ませてしまいがちですが、週末ぐらいは湯船に浸かるなど少しずつ生活を見直していきましょう。
さいごに
40代って本当に色々大変だなとつくづく感じます。
代謝が落ちているけれど、食欲は落ちないので当然ながら痩せにくく太りやすい体質になっていますよね。
そこにきて更年期障害が居座り、子育て、家事、人によっては介護など生活スタイルが変わるなどのストレスもある。
私自身高齢出産だったので、子育て真っ最中に更年期が訪れるので今から身体作りをしっかりしておかなくてはいけません。
(もはや手遅れな気もしますが、なせば成る!)
けれど、大量に汗をかこうとイライラしようと、不安になろうと私たちの日常は何も変わらないんです。
「コップ1杯分の汗」コップにも大きさは色々です!小さいコップも大きなコップもコップには変わりません!
なので、気にしすぎは良くないですよ!
それならば開き直って逆に楽しんでみませんか?
汗を拭くハンカチを肌触りの良いタオルハンカチにしてみたり、汗をかいても爽やかでいられるようにショートヘアにしたりまとめ髪のテクニックを覚えたりすれば、それだけで気持ちが明るくなり自律神経も正常になってきますよ。