赤ちゃんが生まれて2か月ぐらい経ってくると、よだれが出てくるようになりますよね。
コマメによだれを拭いているにも関わらず、何故かほっぺがかぶれているように赤みがかってきてはいませんか。
肌がかぶれている状態ではウェットティッシュですら刺激となってしまいます!
でも、そもそもなぜよだれが出始めるとほっぺがかぶれやすくなるのでしょうか?
赤ちゃんのほっぺに薬を塗ると、口に入りそうで怖いから、できれば薬を塗らずに治してあげたいのが親心!
そこで、まず何故ほっぺがかぶれてくるのかを知り、どうしてあげれば良いのかをまとめたので是非読んでみてください!
赤ちゃんのほっぺのかぶれの原因は?
生まれたばかりの赤ちゃんは全てが未発達な状態で、肌も弱くて生後数か月は肌トラブルが起きやすく続きやすいんです。
個人差はあるものの生後2か月ぐらいでよだれが出るようになったり、指しゃぶりをし始めます。
この時期は指しゃぶりの影響で唾液がどんどん分泌されてしまうので、指を伝ってあごや首にまでよだれが垂れてしまう事も多く見られます。
私の子供も生後2か月半ぐらいからよだれが出るようになり、頬が赤くなった事がありました。
不安になり小児科で医師に相談したところ、よだれの成分が肌にとって刺激となるせいで頬が赤くなり「よだれかぶれ」が起こるんだそうです。
赤ちゃんは大人より皮膚が薄いし、口を閉じたりつばを飲み込む事が上手ではないというよりも出来ないと言った方が早いですよね。
なので、どうしても唾液が開いた口からたらーっと落ちてしまいます。
じゃあ、拭いてあげれば良いんだよね?と思いますよね??
肌に優しいようにと私はウェットティッシュで拭いていたんですが、これがNG行為でした。
医師の説明ではウェットティッシュは肌に優しいように見えるけれど、成分によっては赤ちゃんに優しくない事もあります。
また、すでにかぶれてしまっている肌には刺激でしかないので、拭いてあげるなら水にぬらしたガーゼ(コットン100%)のハンカチでそっと拭くか、水もしくはぬるま湯でママの指の腹で優しく洗ってあげる方が良いんだそうです。
赤ちゃんのほっぺのかぶれは薬なしで治る?
ほっぺに薬を塗れば手で薬を取り、薬の付いた指を口の中に入れてしまうのではと不安になりますよね。
私も不安に感じたので小児科で相談をしたところ、かぶれの程度が軽ければ薬を処方しなくても保湿クリームをきちんと顔にも塗ってあげれば大丈夫と言われました。
つまり、赤ちゃんの肌はとても乾燥しやすいのでしっかり保湿をして肌バリアをしてあげれば、よだれの成分から肌を守る事が出来るんだそうです。
看護師さんから薦めてくれたのが「アトピタ」だったので、病院の後すぐにドラッグストアで購入!
家に帰ると医師から教えてもらったケアの仕方を試してみました。
やり方はこうです。
(私は親指を使いました)
洗い流したら、乾いたガーゼのハンカチでそっと水分を拭き取ってから保湿クリームを頬から顎にかけて塗る。
よだれの量がそれほど多くない時はガーゼのハンカチを十分に濡らしてからそっと拭き取り、乾いたガーゼのハンカチで水分を吸い取ってから保湿クリームを塗るようにしていました。
これを生後6か月の歯が生えてくるまでの4か月ちょっとの期間、毎日行っていたので最終的には肌ケアの一貫となってましたね。
かぶれの症状がひどく、ただれていたりする場合はステロイド剤が処方されますが、必ず塗る回数や量は医師の指示通りにしましょうね。
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赤ちゃんのよだれかぶれの対処方法は?
赤ちゃんがよだれを垂らすことはとっても自然な事なので、ママやパパは垂れたよだれを放置しないようにしてください。
そして、拭き過ぎ厳禁!!
赤ちゃんの肌が弱い事は先程も書きましたが、本当に肌トラブルが連続発生するんです。
なので、肌に優しい成分だとかかれているウェットティッシュでも拭きつづければ刺激となってしまいます。
赤ちゃんは外出先でもよだれを垂らしますよね。
家の中だと洗面所や台所に行けば簡単にハンカチを濡らすことが出来ますが、外出先に毎度タイミングよく水があるとは限りません。
よだれかぶれの対策の為にも、小さいペットボトルや水筒に入れた水と、ガーゼのハンカチ数枚を必ず持ち歩くと何かと便利です。
授乳後に母乳を吐いた時も、水とガーゼのハンカチがあれば優しく拭き取ってあげる事が出来ます。
私は、外出時にはウェットティッシュに水を含ませて口周りを拭き、ガーゼのハンカチで水分を拭き取るようにしていました。
これなら濡れたハンカチを持ち歩かなくて良いし、使ったウェットティッシュは捨てれるので便利ですよ。
あと、ママだけではなくパパもこまめに爪を短く切っておきましょうね。
赤ちゃんの頬にクリームを塗る時に爪でひっかいてしまう事があります。
指の腹で頬を洗い流してあげる時も爪で赤ちゃんを傷つけてしまう事もあり得るので、こまめに爪を切って最後は出来れば爪やすりで爪先を滑らかにしておきましょう。
さいごに
赤ちゃんの肌トラブルは生後数か月で起こりはじめるので、ママはもう心配で仕方がありません。
自分のお世話のやり方が悪かったのではないかと不安にもなりますよね。
でも、大丈夫!
よだれかぶれは決して珍しくはなく、多くの赤ちゃんがよだれかぶれを起こしています。
私は病院でケアの工夫などを学び、子供の頬は生後7か月を過ぎた頃には綺麗な頬に戻りました。
赤ちゃんとよだれは当たり前の関係だと思っていたんですが、当たり前の関係だからこそ油断してはいけないんだと感じました。
皆さんの赤ちゃんの頬が一日も早く良くなりますよう願っています。