赤ちゃんが生まれると夫婦お互いの実家へ赤ちゃんのお披露目を兼ねた帰省が必ずあります!
近距離なら良いのですが、新幹線や飛行機を使わないと行けない遠距離だと移動方法に悩まされますよね。
赤ちゃんといっても新生児と乳児ではこれまた対処方法が変わってきます。
そこで、東京-広島間の新幹線と飛行機それぞれで赤ちゃん連れの移動について
私が実際に調べて実践している方法をご紹介します!!
東京から広島赤ちゃん連れの移動方法のおすすめは?
東京から広島間は飛行機なら1時間ちょっとぐらいですが、
新幹線だと「のぞみ」でほぼ4時間!
ほとんど寝ている事が多い新生児であれば飛行機で一気に目的地へ行くのもおススメ。
ただいつぐずるのかなんて、ママだって分かりません!
最近では子供連れ、赤ちゃん連れというだけで「騒ぐ」「泣く」「荷物が多くて邪魔」
という明らかに迷惑そうに見る人が多いのも現実です。
これは、極一部の子供連れの大人が「子供がいるんだから仕方がない」という思いで、
周りへの配慮に欠けた行動によるものであると私は思います。
実際、私も子供を連れて飛行機や新幹線に乗った時に
あからさまに嫌な顔をされた経験が何度もあります。
だからこそ、移動手段というのはママにとっては可能な限り子供が泣かず静かに、
周りに迷惑をかけないよう最善の手段を取ろうと必死です。
私は初めて子供(当時1歳半)を新幹線に乗せた時は、
子供が退屈しないようにと絵本、音の鳴るオモチャ(デッキで使う専用の小さいタイプ)、
お菓子、ジュース、お茶…とにかくすっごい荷物(-_-;)でしたね。
結局泣くたびにデッキに移動していたので、広島-大阪間はほとんど座れませんでした(笑)
ただ、助かったのは混雑しない時間帯の新幹線に乗ったので車両の半分は空席でした!
これだけでも精神的な不安は和らぎました。
赤ちゃんを連れて長距離を移動するなら、
混雑しない時間帯をチェックしてから新幹線か飛行機かを選んでみましょう。
そして、もしも可能であれば移動時間が赤ちゃんのお昼寝タイムになるように調節してみてください。
私の失敗から言えることは、
頻繁に使う赤ちゃんグッズ以外の荷物は帰省先に先に宅配便で送ってください!
ベビーカーも送ってしまえば、
移動中は抱っこで大変ですが両手が空くのでかなり体力面では楽ですよ。
赤ちゃんの長距離移動新幹線での注意事項や出来ることは?
移動手段は新幹線にしようと決まった時、何をどう準備しておけばいいのか??
まず座席を予約する時に、例えばパパ・ママ・赤ちゃんの3人であれば
隣同士の2席を確保するのは当然ですが…
授乳やオムツ交換など色んな事が起こるので車両の最前列がおススメ!!
何よりも足元のスペースが広いので、マザーバッグを置いてもゆったり足を伸ばせますよ。
ただ、人の出入りで頻繁にドアが開閉するのが難点ですが(-_-;)
そして、多目的室が近い車両を選びます。
多目的室は車掌さんに言えば使えるので、
赤ちゃんに授乳したい、ゆっくりあやしてあげたい時に少しだけ個室を借りれるんです。
ただ、体調が悪くなった人が居れば直ぐに退出しなくてはいけないので
目的地までゆっくり使う事は出来ません。
新幹線のトイレにはおむつ交換台が備え付けられていますが、
他の人もトイレを使われるので順番待ちが割と大変です。
しかも狭い!!
なので出来れば、新幹線に乗る前にオムツ交換をしてから乗車する方が良いかもしれません。
せっかく気持ちよく寝ている我が子をベビーカーから降ろして泣かれるより、
このまま乗せていてあげたいって思いますよね!!
私が新幹線に乗った時は残念ながら空いていませんでしたが、車いす対応座席というのがあります。
これは予約が出来ないので、当日の朝にみどりの窓口で空いているかどうか聞いて
空いていれば赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま乗車する事が出来ます。
あとは、子供が退屈しないようにとオモチャを必ず持つと思いますが、
音が出る物は要注意ですよ!!
例え空いていても、寝ている人もいればあまり体調が良くない人もいます。
なので、音が出るオモチャで赤ちゃんをあやす時はデッキに出るようにしましょう。
以前見たネットニュースで
「お金を払って新幹線に乗っているのに目的地までずっと赤ちゃんが泣いていた。
そういう時は新幹線を降りるべきだ!!」
これを読んで、こっちだってお金払って乗っているんだ!!って怒りました。
でも、よくよく読むと母親は赤ちゃんを抱っこしてその場であやしているだけで、デッキにも行かない。
一緒にいた父親は音の鳴るオモチャであやしている…
それは確かに騒音にしか感じませんよね(-_-;)
迷惑にならないようにデッキに行く気配りがなされていなかったのは、
同じ子供を持つ立場として悲しくなりました。
あと、幼児でしたら是非車掌さんに声をかけてみてください!!
子供にはシールが貰えるんですよ♪
赤ちゃんの長距離移動に飛行機を選ぶときの注意点とポイントは?
飛行機で一気に目的地に行こう!!となったら…新幹線以上に割と気を遣います。
まず生後8日以上から飛行機に乗る事は出来ますし、
3歳未満であれば大人の膝の上に座らせられるので子供料金は発生しません。
(LCCは2歳から大人と同額(^^ゞ)
新幹線と違って好きなタイミングで機内を歩き回る事が出来ないので、
事前準備も抜かりなくしなくてはいけませんよ。
まず、赤ちゃんといえばベビーカー!!
国際線でもベビーカーが持ち込めなくてトラブルが起きる事が多いのですが、
国内線でも同様で機内への持ち込みは基本的に出来ません。
チェックイン前にカウンターで手荷物として預けて、
搭乗ゲートまで使えるベビーカーを借りましょう。
ただ台数に限りがあるのと、搭乗ゲートでベビーカーから降ろしたら
泣いてしまう可能性があるので私はベビーカーを借りずに抱っこしてましたね。
機内でも制限がないのが、抱っこひもなので抱っこひもの方がかなり楽だと思いますよ。
(くるくると巻いてコンパクトに収納できるタイプだと軽量だけど、安定性は△です)
そして不安なのがやっぱり授乳ですよね。
ケープを使っていても公共の場で授乳する事には賛否両論!!
授乳する行為は何ら恥ずべき行為ではないけれど、
やはりこっそりするものだと考える人が大多数なんでしょうね…
なので、ケープと一緒にCAさんに毛布を借りて目隠しして授乳しましょう。
粉ミルクの場合は、自宅で哺乳瓶に粉ミルクだけセットしておきます。
そしてCAさんにお願いすれば、粉ミルクを作ってくれますよ♪
もしも麦茶やリンゴジュースが飲める月齢であれば、
100ml程度の小さい紙パックのジュースを持っておくとすっごく便利です!!
私は混合で育てていたのですが、飛行機に乗った時は
粉ミルクがキューブになっているタイプを持っていきました。
これなら、こぼれませんし量が分かりやすいですよ。
続いてちょっと不安に感じるのがオムツ!!
おしっこよりもうんちをしたら、臭いで周りに迷惑をかけてしまうかも(@_@)と思いますよね。
搭乗前にオムツを変えても、うんちだけは話が別ですもんね…
機内のトイレにもおむつ交換台がありますが、当たり前ですが赤ちゃんといえども
シートベルトを外しても良いというサインが点いた時しかトイレに行けません。
そして何よりも一番大事なのが座席です。
広めなのはやっぱり非常口付近なんですが、赤ちゃん連れだとそこには座れません。
非常時には逃げる手伝いを率先してしなくてはいけない座席ですから、結局はどこを選んでも狭い(笑)
ゆったり気兼ねなく座りたいのであれば、JALの「クラスJ」が私のおススメです!!
一度使うとまた乗りたくなる♪
通常の座席に+1000円払うだけで、快適空間に座れるんです。
しかもクラスJの後方に赤ちゃん連れ優先席が設けられているので、カンペキに気兼ねなし!!
CAさんは搭乗時にオモチャをくれるし(選ばせてくれますよ)、
何かと気にかけてくれるし♪もう快適ったら!!
あっという間に1時間ちょっとのフライトが終わりますよ。
色々不安を感じるなら、1000円+してクラスJにしてみてはいかがでしょう。
さいごに
私は父親が東京に単身赴任している事や親戚が大阪に住んでいる事、
旦那の実家が鳥取県にあるということから何かと長距離移動が多いんです。
生後3か月ぐらいの子供を連れて車で大阪に帰省した事もありますし、
新感線や飛行機で東京に行った事もあります。
車なら泣いても別に誰にも迷惑をかけませんが、飛行機や新幹線はいつ泣くかドキドキでした。
そしてそのドキドキを子供が感じ取って、不安定になったりもするんですよね。
何回乗っても慣れませんが、それでも次第に何が必要で何が要らないかが分かってきました。
そう!!荷物は先にホテルや帰省先の家に送って、可能な限り身軽にしておく事!!
マザーバッグはリュックにして、財布やスマホは
リュックの側面から出し入れできるようにしておくか、
どこでも使える電子マネーにしっかりチャージしておけば
財布要らずなのでリュックの中に入れていても安心♪
何よりも普段赤ちゃんと接する時間が少ないパパは、「今何が必要なのか」が分かりません。
ましてや普段どんなおもちゃが好きなのか、
どんな飲み物が好きなのかすら分からないので、
手荷物は少なくて見やすいに越したことはありません。
そして、ビニール袋とジップタイプの袋は沢山持っておきましょう!!
使用済みのオムツがトイレで捨てられない事が多々あるので、
きちんと持ち帰れるようにしましょうね。
こういった小さい事1コ1コに私達のマナーが問われています。
私達赤ちゃん連れも周りの人達も快適に移動したいですね。