トイレトレーニング…
どうにかこうにかトイトレが進み、このままいけば卒業か?!
とガッツポーズをしたのも束の間…
再びお漏らしをしたり、事後報告状態に逆戻りなんてことありますよね。
また…振り出しに戻るのか?!
と全身の力が抜け落ちてしまうぐらいガッカリしてしまいます。
逆戻りした原因はちゃんとあるんですが、
この原因が分かっていないと失敗の度にママはイライラしてしてしまいます。
繊細な子供の心を傷つけず、またママもゆったりとした心で
どーんと構えていられるためにも知って欲しい事をお伝えしたいと思います。
トイレトレーニングが逆戻りしてしまった原因は?
トイトレは夏から始めるとやりやすいとよく聞きますよね。
ですが、夏がやりやすいという事は冬はやりにくいという事です。
何故なら、冬のトイレって寒い!!
そして夏に比べると厚着になるので脱ぎ着が面倒くさい!!
我が子も冬になるとスパッツや裏起毛のズボンを履くんですけれど、
スキニータイプだと足首にズボンが引っかかって脱げないんですよね。
それでトイレから泣きながら「脱げないーーー」と戻ってくるんです(笑)
それと、卒業間近だと親も子供がトイレに一人で行っても褒める事が減りますよね。
そうなると子供にとってトイレは「行っても褒めてもらえないし面倒なだけ」の空間になってしまうそうです。
勿論他にも原因はあります。
友達と遊びに夢中になっていると、遊びを中断してトイレに行くのが面倒に感じたり、生活環境が変わる事も要因の一つです。
ほとんどが大人からみれば大したことではないんですが、
我慢は出来るけれど軽くストレスですし子供にしてみれば大きなストレス!
脱ぎ着しにくい服は大人だってストレス(笑)
何かに夢中になってる時に邪魔されるのは大人でも嫌ですよね。
手料理を旦那が褒めてくれなくなったら、作る気がしなくなりますしね(笑)
トイレトレーニングに失敗した時してはいけないこと!
トイトレでしてはいけない事は
ほとんどのママが分かってはいてもなかなか無理な「怒る」こと。
これはトイトレ卒業間近での失敗でも同じことが言えます。
これまであの手この手でトイトレを続けて、
ようやく卒業間近かと喜んでいた矢先の失敗はもうガッカリ!!
ようやく何とも言えないストレスから解放されるのかと思っていたからこそ、怒りを感じてしまいますよね。
ですが、出来ていた事が出来なくなった訳ではないんです。
そうです「失敗」と思うからイライラもするし、怒ってしまうんですよね。
まだ「出来るようになってきている」段階なので、
これを失敗と言っては子供も高すぎるハードルにやる気がどこかへ飛んで行ってしまいます。
「ちょっと立ち止まった」だけなんですよね。
なので、「気持ち悪かったねー」と一言言って着替えさせてあげるだけにしましょう。
私は着替えさせるときに怒りを抑えようと必死で顔が無表情で怖くなっていたので、皆さんは気を付けてくださいね(^^ゞ
我が子が入園予定の幼稚園でもトイレに失敗した園児に対して、怒ったりはしないそうです。
とにかく怒らない。
そしてちょっとトイトレの進みぐらいがゆっくりになってきたり、
後戻りしてきた園児にはトイレは早め早めに誘い、
トイレに行けたら褒めてあげるんだそうです。
私自身もそうなんですが、何事も「習慣」になるまでは失敗が付き物ですよね!!
大人は自分の事だと失敗しても笑って済ませたり、
なかった事にできますが何故か子供の事だけは笑って許せないから不思議です(笑)
「失敗した数」を数えればストレスにしかなりません!
なので「出来た数」を数えるようにして親子でストレスないトイトレしましょう♪
トイレトレーニングが後戻りしてしまったときはまた最初から?
卒業間近のトイトレで失敗をするようになってくると、脳裏で
「まさか最初からトイトレやり直し?!」
と一気に不安になる思いがよぎります。
ですが、最初からやり直しをする必要なんてないんです。
子供はちょっとだけ立ち止まっただけなので、
子供がやる気を出すまで待つんです。
何もせず待つのではなく、先手を打って
子供がモジモジ・ソワソワしてきたら「トイレ行ってみようか?」と声をかけて
おまるでしたいと言えばおまるを出してあげ、オムツが良いと言えばオムツを履かせてあげましょう。
数日経てば再びトイレで排泄をする段階まで復活してくれるはずです♪
ただ、焦らしたり怒ったりしてはダメですよ!!
我が子もトイトレの真っ最中に突然布パンツを嫌がる時期が訪れました。
「今更オムツ?!」と途方に暮れた後に言いようのないイライラを感じました。
布パンツを見せると「イヤーー!!パンツ嫌い!!!」と逃亡するぐらいです(-_-;)
そこで、取りあえず気が済むようにと
オムツを出してきて履かせて更に布パンツを数枚新調しました。
オムツに戻って2日目に新調した布パンツを見せて
「どっちが可愛い??」と聞くと、パンツを履かせられるのでは?と警戒し逃亡!
その日の夕方には一応、「こっち」と可愛いと思うパンツを選ぶも
オムツを取る気配がありません。
このまま停滞するのかな?と思っていたら、
3日目のお昼には「ちっち行きたい」とトイレに行ったんです。
そしてその後、自分で可愛いと選んだパンツを出してきて履くではありませんか!!
「鳴かぬなら鳴くまで待とう」作戦大成功!!
パンツに復帰してからはトイトレは停滞した時の状態からリスタートでしたので、
ちょっと立ち止まっただけ状態だったと思います。
大人もそうですが、やる気は長続きしませんよね。
ちょっとだけ振り返ったり、足掻いてみたり(笑)
色々あってから再びチャレンジするものなのかもしれません。
トイトレは兎に角親子でストレスを感じれば感じるほどに卒業は遠のいてしまうそうです。
大人には簡単な事でも子供にとっては未知なるチャレンジですものね!
さいごに
トイトレは我が子が2歳になった夏に始めましたが、
現在3歳半で未だ卒業出来ていません。
恐らく私が我が子の体の成長よりも夏に始めると良いという知識だけで先走ってスタートさせた為、最初っから躓いていました。
最初…そうトイレに座るという事から躓いていたんです(笑)
ただおしっこだけは早く覚えてくれて1カ月もかかりませんでした!
今はうんちが出来るようになるだけなんですが、まだまだ事後報告状態です。
しかも、一人でおしっこに行く事が出来ていたのですが
今はちょうど立ち止まりの時期なのか一人で行かなくなっています。
いつかまた一人でトイレに行けるようになる時を楽しみにしつつ、
こうやって「トイレ付いてきてー」と言ってくれるのは後どれぐらいまでなんだろうと
寂しさも感じつつ、子供の成長を楽しもうと思います。